美容師さんが悩む接客
この記事は
実際にコンサルを受けてくれた男性美容師さんのお話です。
もしかしてあなたも同じように悩んでいるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お客様との会話のキャッチボールが上手くいかず微妙な空気になる
もともと積極的な人やおしゃべりが好きな人には、なかなか理解されない悩みですよね。わたしは美容師さんのコンサルをする時にはサロンワークの色んな背景を想定しながら悩みに寄り添っていきます。
【お客様と会話しなくてはならない状況で困っているあなたは】お客様の話を「聞く」ように努めてみてください。傾聴の姿勢を示すことでお客様が話しやすくなります。カラーやパーマの塗布中や放置中だったり、中には担当美容師さんが忙しくお客様が待つ時間をなるべく短く感じる様に接客する場合も含みます。
【お客様と一緒に会話を楽しみたいあなたは】 美容師の方々と会話を楽しみにしてくださるお客様の場合には、是非オープンクエスチョンがおすすめです。
オープン・クエスチョンとは、「はい、いいえ」の受け答えではなく、相手が自由に返答できる質問を言います。具体的には、「5W1H」=「when(いつ)where(どこで)who(誰)what(何)why(なぜ)how(どうやって)」の6つの疑問符を使った質問です。
お客様が話しやすいように会話を広げていく方法です。
会話をしないことも立派な接客
【空回りになりやすいケース(要注意)】頑張りすぎて自分の話ばかりになってはいませんか?お客様が気を遣われては本末転倒です。お客様によっては特に会話がいらないと思う方もいます。美容室ではゆっくり過ごしたいお客様も多くいらっしゃいます。ときには そっと しておくのも最良の接客かもしれませんね。
すべてはご来店くださるお客様のために
今回は【会話】という切り口でしたがいかがでしたか?まずは働いているサロンがどんなコンセプトなのか再確認してみてくださいね。
サロンがナチュラルであれば、お客様は親しみやすいイメージがあります。ラグジュアリーな空間だったらあまり世間話を好まないお客様が多いかもしれません。サロンのイメージやお客様の期待を壊さない為にもサロンのコンセプトを知ることもたいせつです。
お客様がなぜあなたのサロンにお越しいただくのか、何を求めていらっしゃるのか。
サロン全体でも 【接客】や【会話】というテーマでディスカッションしてみたら、より良い発見があるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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