
連日、ペコの話しをさせていただいています。
今日も続きのブログです。
最後のお別れ
昨日虹の橋を渡ったペコの火葬業者を決めなければなりませんでした。
正直離れたくない。命が無くなってもカラダがあるだけでも心の拠り所になっていました。カラダが硬くなっても抱きしめられる。撫でてあげることができる。
そばにいられる実感があるから。
だけどペコが綺麗なカラダで旅立つには、なるべく早めの方が良いんです。
ペコの最期、お世話になった代官山動物病院から2社のパンフレットをもらいました。そのうちのひとつ「ペットの旅立ち」でペコを見送ろうと決めました。理由は訪問火葬といって自宅に専用火葬車で迎えに来てもらい、自宅のどこか近くで個別火葬をしてもらうことができるからです。
ここ数日は食事も喉を通らない状態で、ずっと涙が止まらない状況なので家から遠い場所は難しくて。
それに、以前こういったペットセレモニー会社で、本猫(犬)ではなく別の動物のお骨を渡すという悪質業者の話しも記憶してたので、ひとつずつ自分の目の前で確認したかったのが理由のひとつです。
ペコが亡くなった日の夜中2時ごろにネット予約をすると、すぐに電話がかかってきて、火葬日時、動物の種類、年齢、性別、名前、死亡日時、葬儀プランの確認がありました。
私は自分で拾骨(火葬後に焼骨を拾い骨壷に収める事)したかったので、お骨上げのオプションも付けました。
大人げない葛藤
お迎えが来る時間は15:00。
ペコとの本当のお別れの時間が近づくにつれて、心臓が締め付けられる強さが増していき、ずっと涙が溢れて止まらない。
本当に苦しくてちゃんと息もできず、心身ともに苦しい時間を過ごしました。
冒頭でも伝えましたが正直離れたくない。魂が離れてもこのままそばにいてほしい。カラダが硬くなっても抱きしめられるし、撫でてあげることができる。
そばにいたい。
離れたくない。
そんな大人げない葛藤がありました。
15:00になり、ペコの火葬を担当していただく男性スタッフの方からマンションの前に到着したとの連絡があり、玄関先までペコを迎えに来てくれました。再度動物の種類、年齢、性別、名前、死亡日時、葬儀プランの確認がありました。
その時にね、ペコの事も色々聞いてくださったんです。どんな子だったのか、何かの病気だったのか。思い出をゆっくりと聞いてくださり、少しずつお別れの準備をしていただきました。
こうやって苦しくて自分の無力さを感じている時に心から寄り添っていただき、感謝してもしきれません。
準備が整うとマンション前に停めてある移動火葬車へ。そして中にある火葬炉へ、ペコを優しく置きます。
扉が閉まると、私は泣き崩れてしまいました。
(ペコのからだが、これで本当に無くなっちゃう、、、)
約1時間半後、火葬が無事に終わった旨の連絡があり自宅マンション前へ。
お骨上げのオプションは、主人(私)が箸を使い、まずは少し大きめの骨を一本ずつ骨壷へ納めていくんです。納める時に「これは肩甲骨なんですよ、形がキレイですね。」「ペコちゃんは、しっかり歯が残ってますね。」と、説明してくださいました。
そして少し小さめの骨はスタッフの方がテキパキと集めてくださり、その際にも「これはペコちゃんの爪ですね。」「この小さな骨は膝小僧なんですよ。」「この骨はシッポなんですよ。」と。
そして最後、骨壷の1番上に納めるのはペコの頭部。
「頭蓋骨はとても柔らかいのでお箸ではなく、どうぞご主人様の手のひらで優しく置いてあげてください。」と。
まだほんのり暖かさの残るペコの頭蓋骨を、震えが止まらない指先で
優しく丁寧におさめることができました。
〜今回お世話になりました「ペットの旅立ち」のスタッフさんへ〜
今回ほんとうにありがとうございました。
わたしが求めていた以上の葬儀ができました。
ペコの事、とても大切に扱ってくださり感謝いたします。
ペコも喜んでいる気がします。
本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
今週と来週はfacebookライブと、サロミー配信をお休みします。
御了承くださいませ。
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